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ネパール雑感  2010/08

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ちょうど先月の今頃、お盆休みと称して初めてネパールに行ってきました。バンコクから飛行機で3時間半。バンコクは日本から来る旅行者の乗り換え場所なので日本人旅行者もそこそこ居ました。
ネパールというとインドの喧噪を少しマシにした感じ、とよく聞くのですが、インドを知らない私はこれをもっと酷くしたらインドなのかー・・と。タイと比較するとタイの田舎に人をぎゅっと詰め込んだ感じというか・・。とにかく驚くのはデジタルなモノとの遭遇がほとんどなかったということ。首都カトマンズの交差点ですら、信号機もなく交通整理係のお巡りさんが手信号で車を誘導。歩道と車道の区別が無い道も多く、バイクも車も人もめちゃくちゃに混じり合って、クラクションは常に鳴らし放題、乗り合いバスの車掌は進め、止まれの合図は車体を手で叩く手法。とにかく常に騒音の渦。スピードも出せないほどの密集度なので歩く人の10センチとなりでクラクションを鳴らしまくる車が「どいてどいて」とやってるんだから、歩行者の足をバイクのタイヤが轢いて「いってー!」「わりぃ、わりい(笑)」「ったくーしゃーねーなー(ニッコリ)」なやりとりはそこここで見られる。
にしても、この道に溢れ返る歩く人たちは一体どこから来てどこへ向かっているのか・・本人すらわかってなさそうな人が多すぎる。やること無い人がみんな路上にでてきてしまってるんじゃないかという雰囲気。ちょっとした観光スポットに行くと明らかに野良人みたいな人も多い。観光客を見ると老いも若きも「お金ちょーだい♪」・・ストレートすぎる要求に脱力。
まあここまででも十分伝わると思いますが、いわゆる貧乏な国っていうのは人と人の距離が近いです。物理的にもかなり近いです。男性同士が手をつないで歩く光景はもう当たり前。バンコクだったらゲイと勘違いされるでしょうが、ネパールではこれが普通。何をするでもなくベンチに座る少年たちも何が楽しいのかドミノ倒しのようにひっついて語り合うでもなく、ぼんやりしていたりします。
でも無秩序な街ってここで生まれて育ってても疲れるだろうなあ、とも思いますが。
「貧しい国で社会保険も無いし、年取っても病院にも行けないから祖母が病気してから妹は仕事をやめて看病して・・」と嘆くネパール人に「日本では一人部屋で死んで大家が死体を見つけるっていう老人ってのがけっこういるんだよ」と返すとネパール人は衝撃を受けてました。家族の絆が強い国にとっては老人の孤独死なんてありえないでしょう。実は日本の現状のほうがよっぽどやばかったりするんじゃ・・?
日本がタブーな話題とする性と死と宗教に関してもおおらかな国でした。
ガイドブックには「仏教とヒンズー教の二つが混じり合い見事な調和を保っている国」とありますが、宗教というものが生まれたときから生活の一部なので、どの宗教に対しても寛容な感じがしました。実際「何教を信じてるの?」と聞いても「何でも信じるヨ!」という人も。日本人の「何も信じてない」の真逆の発想です。だから知識の広い博識ネパール人が日本の幸福の科学ってどんな宗教なの?とかオウム真理教ってさー大変だったよねー、とか日本のカルト集団も世界三大宗教と同じ敷居で話してくるのには驚きです。つーかあんたら宗教フェチか?!

久しぶりに大学時代の貧乏旅行を思い出させてくれたネパール。
バンコクは10年以上たって、すっかりバックパッカーには物足りない街になりました。
バンコクにあとどれくらい住めるか・・カウントダウンするつもりで周りのアジア国に早めに行っておかねば。
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